鎌倉殿の13人！和田義盛と巴御前はどうなる？

大河ドラマ鎌倉殿の13人、いよいよ怒涛の展開となり、ますます目が離せない展開になってきました。

哀しいことに御家人たちのなかの争いが始まり、北条家に権力が集まることになっていくのです。

豪胆でユニーク、かわいらしさもある和田義盛と、義仲亡き後義盛と仲良く過ごしている巴御前がこれからどうなるか、気になりますね。

鎌倉殿の13人！和田義盛とはどんな人物？

ひげ面におおらかな人柄、武力に優れ、頼りになる一方、直情型で裏表がなく、わかりやすい人柄。

梶原景時と対をなすような存在です。

木曾義仲を討ち取ったとき、なぎなたを振りかざす巴御前に一目ぼれして自身の屋敷に住まわせる。

御家人たちの中でも明るく、歴史好きにもファンの多い和田義盛です。

演じている横田栄司さんが、和田義盛のイメージぴったりなのもいいですね。

和田義盛は、三浦一族でもあります。

源頼朝の挙兵時から味方となり、源平合戦でも弓の名手として活躍します。

鎌倉幕府設立にも貢献して、初代侍所（さむらいどころ）別当をつとめています。

13人の合議制のメンバーにも選ばれますが、最後まで生き延びることはできませんでした。

＼鎌倉殿を支える宿老／#和田義盛（わだ・よしもり）

義澄の甥。武骨な坂東武者の中でも、豪快さと勇猛さは指折り。幕府の侍所別当。#横田栄司 #鎌倉殿の13人

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鎌倉殿の13人！巴御前とはどんな女性？

平家物語には「色白く髪長く容顔誠に優れたり。強弓精兵、一人当千のつわものなり」とあります。

滅茶苦茶強い美女武将、とのことですね。

源頼朝の従兄弟で頼朝より先に京都入りした木曾義仲の愛妾にあたります。

義仲が義経に追い詰められ、最後の５騎となっても巴は生き残り、側に付き添っていました。

義仲に「お前は女であるから逃れよ。最期に女を連れていたと言われたくない。」と言われて落ち延びたといわれています。

このあとの巴の消息は諸説あり、巴の墓と呼ばれるところも全国に15か所もあるとのこと。

その中の一説、和田義盛の妻となったという説が採用されたというわけです。

巴御前に振り回される和田義盛の姿に思わず微笑んでしまった方もいらっしゃるはず。

この二人をずっと見ていたい、とも思うのですが、歴史は残酷です。

／#かまコメ
巴御前役・秋元才加さん
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鎌倉殿の13人！和田義盛と巴御前はこれからどうなる？

頼朝が挙兵したのは1180年、壇ノ浦の戦いで平家が滅びたのは1185年。

1199年に頼朝が亡くなり、翌年和田義盛とそりの合わなかった梶原景時が殺されます。

その後も御家人同士の中で権力争いが起き、北条義時が実権を握ることになります。

和田義盛は、北条にとっての最後の政敵という立場になっていました。

吾妻鏡によると、義盛の息子や甥が、謀反を企てているとして、義時は和田一族のメンツをつぶし、和田義盛は、義時に対する謀反を決意した、とあります。

どこまでが史実でドラマではどう描かれるかですが、和田義盛は、義時に対して挙兵を決意します。

このとき、和田側について、ともに義時を倒そうと約束し、起請文も書いたのに、裏切った人物がいます。

それは、三浦義村（山本耕史さんが演じています）。

義村はこの挙兵計画を義時に密告、和田義盛は由比ヶ浜で討ち取られることになります。

この騒動を「和田合戦」と呼びます。

義村は承久の乱でも同じような役割を果たすことになります。

巴は生き延び、義仲と義盛の供養をしながら91歳まで生きたという説も残っています。

ただ、ドラマではどうなるのでしょうか。

鎌倉殿の13人！和田義盛と巴御前はどうなる？まとめ

鎌倉殿の13人の中でも人気の高い和田義盛と巴のカップル。

このまま幸せであってほしいと思うものの、残念ながらそうはいかないようです。