どうする家康？家康の正妻と嫡男はどうなる？展開予想！

2023年の大河ドラマは松本潤さん主演の「どうする家康」で、次々とキャストが発表されてどんどん楽しみが増しています。

その中でも気になる家康の妻は誰が演じるのか、史実ではどんな女性だったのかを調べてみました。

どうする家康/家康の妻は誰が演じる？

どうする家康の主役、徳川家康の正妻、築山殿（つきやまどの）は有村架純さんが演じることになっています。

家康役の松本潤さんとは、「失恋ショコラティエ」「ナラタージュ」で共演しており、夫婦役は今回が初めてとのこと。

有村架純さんが演じる家康の正妻、築山殿、すなわち瀬名姫はこれまでの歴史小説などによると、あまりよく書かれていないものも少なくないのですが、

今回はどうも違った様子です。

家康の初恋の女性で、太陽のように明るくて、夫婦仲もよいという設定とのことで、どう展開するのか楽しみです。

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— 2023年 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) December 20, 2021

どうする家康/家康の妻は誰？どんな人？

どうする家康の主役、徳川家康の正妻は、今川義元の姪、瀬名姫。

今川義元の妹（義妹）と、有力家臣関口朝永との間に生まれた女性です。

当時家康は今川家に人質として生活をしていました。

瀬名姫は今川家の女性ですから、家康は今川一門に迎え入れられた形になります。

瀬名姫の年齢はわかっておらず、10歳以上年上だった、同い年だったなど様々な憶測を呼んでいます。

これまでは瀬名姫は政略結婚の相手である家康を見下しており、夫婦仲は悪かったという見方が多々ありました。

だからこそ、家康は多くの側室を持ったのだと。

しかしながら、2023大河ドラマ「どうする家康」では、瀬名姫は家康の初恋の女性で、場を明るくする魅力的な存在として描かれるようです。

結婚して2年後に長男信康、さらに長女亀姫も生まれて一家はさらに幸せな生活を送るはずだったのですが…。

どうする家康/家康の妻はどうなる？

さて、残念ながら瀬名姫は天寿を全うすることはできません。

桶狭間の戦いで今川義元が織田信長に討たれたことから、運命は変わり始めます。

家康の妻は桶狭間の戦いのあとどうなる？

徳川家康は岡崎城の城主の息子として生まれますが、弱小であったので、家康は人質として今川家に送られることになります。

桶狭間の戦いで、まさかの展開、今川義元は織田信長に討ち取られます。

その時家康も今川軍として参戦していましたが、敗走し、そこで自分の城、岡崎城が城主不在になっていることを知り（今川が放棄していた）、そこに入ります。

そして、瀬名姫のいる駿府城には帰らないのです。

さらに、家康は今川義元を討った織田信長と同盟を結びます。

瀬名姫の父は義理の息子の家康が織田方についた責任を取って自害したといわれます。

原因は本当にそうなのかは不明ですが、瀬名姫は父という後ろ盾も失います。

ですが、家康の側近、石川数正によって救出され、瀬名姫と子どもたちは岡崎に向かうのです。

家康の妻は嫁に陥れられる？

瀬名姫は岡崎に入り、岡崎城外の築山というところに居を構えたため、築山殿と呼ばれるようになりました。

家康は瀬名姫を、いきなり岡崎城に入れることをためらったと考えられます。

それは、信長の手前とも考えられますし、岡崎城には家康の生母於大の方が住んでいたからともいわれます。

瀬名姫より前に、長男信康と織田信長の娘徳姫が婚姻し、徳姫が先に岡崎城に入ります。

瀬名姫が岡崎城に入れたのは、家康が浜松城に移り、岡崎城を信康に譲ってからのことでした。

信康も理想的な息子として設定されているようで、つらい展開になりそうですね。

【徳川家臣団、出演者発表！】#パーフェクトな息子
徳川信康：#細田佳央太

幼名・竹千代。
三方ヶ原の戦いで家臣の心をつかみ、家康の後継者としての地位を固める。
父を支え、家族を守り、徳川家のために強く生きようとする、心優しき勇敢な青年。#どうする家康 pic.twitter.com/b9BNsPLfrJ

— 2023年 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) June 30, 2022

家康は浜松城に移ってから、側室たちとの間に次々子供をもうけます。

一方瀬名姫は、信康と徳姫との間に女子しか生まれないことを懸念して、信康に側室を迎え入れます。

当然、嫁である徳姫は面白くありません。

家康の妻の最期はどうなる？

徳姫と信康の夫婦仲がどうだったのかはわかりません。

また、信康は長篠の戦でも活躍し、優秀であったと伝えられています。

しかし徳姫、父の信長に「十二条の書立」と呼ばれる書状をしたためます。

そこには、信康と築山殿（瀬名姫）への非難がこめられていました。

・信康に側室を勧めた。

・築山殿と信康は武田と密通している。

・築山殿は医師と密通している。

・築山殿は自分と信康の間を裂こうとしている…。などなど。

どれも根拠が薄いように感じられますが、信長はこの書状をもってしてなのか、それまでに思うところあったのか、家康に二人の処分を申し付けています。

結果的に瀬名姫は殺され、信康は服部半蔵に説得され、自刃します。

なぜ二人が死ななければならなかったのか、戦国時代のなぞのひとつとされています。

史実では家康と瀬名姫の仲は悪かったといわれていますが、彼女亡き後は正妻をめとろうとはせず、側室たちもそれほど身分の高い女性たちではありませんでした。

意味がありそうですね。

家康は信康を弔うために寺院を建立し、瀬名姫についても殺さなくてもよかったのに、といったそうです。

どうする家康/家康の妻は誰？まとめ

2023年大河ドラマ、どうする家康の家康の正妻瀬名姫についてまとめます。

どのように描かれるのか、楽しみですね。