神々の里、出雲。
出雲大社を中心に、日本の神話のふるさとであり、11月の神無月には、八百万の神が出雲に集まるため、出雲では「神在月」と呼ばれます。
11月の出雲はとりわけ人気ですが、温泉あり海の幸あり、夕日が美しいうえにシジミの美味しい宍道湖、国宝松江城、ワイナリーもあったりと魅力たっぷりの島根県松江・出雲地方に訪れる人は数多いですね。
空港もあるので、首都圏・関西圏からのアクセスも実はよい。
そんな出雲に旅行に行きたい方々に、家族連れやグループ旅行での宿泊先のおすすめをしたいと思います。
選択肢はたくさんありますが、このようなところはいかがでしょうか。

みんなでゆっくりできるといいね。
出雲の宿泊/雲南市の古民家オーベルジュはここにある
今回おすすめする古民家オーベルジュは、出雲市と松江市の間の雲南市にあります。
tsukaru(ツカル)です。
古民家を利用した、静かな川のほとりにあるゆったりとしたたたずまいです。
1階はレストランになっていて、ランチやディナーを楽しめます。
宿泊客がいるときは、ディナーは利用できません。
1泊1棟35000円(税込み)となりますので、人数が多いほどお得になります。
他の宿泊客を気にすることなくみんなでわいわい楽しみたい。
部屋も一緒に過ごしたい。
美味しいものを食べたい。
おしゃれなところがいい。
そんなわがままが全部叶うのが、ここtsukaruです。
木次線木次駅からタクシー利用可能、車なら無料駐車場完備です。
Wi-Fiもばっちり通っているので、困ることはありません。

えええ、そんな理想的なところがあるの?
古民家オーベルジュはこんなところ
それでは中を見てみましょう。

一階のレストラン部分です。
おしゃれですね。
夕食はイノシシ鍋をお願いしました。
鍋は1人3500円(2022年11月現在)、バーニャカウダなどがついてくる前菜やデザートもオプションでお願いすることができます。
ここを経営しているのは、まだ30代の足立さんご夫婦。
鍋の用意をしてくれた後は、お好きなようにお過ごしください、と去って行かれます。
近くにいらっしゃるので何かあればすぐに駆けつけてきてくれます。

湯村温泉という、奈良時代にかかれた出雲の風土記にも出てくる由緒ある温泉です。
宿から歩いて1分かからないところにあり、利用することができます。(10:00~21:30)

斐伊川、というヤマタノオロチ伝説を生んだ川が目の前にあります。
澄んだ流れに気持ちも洗われるようです。
夜の星の美しさにも驚かされます。

湯村温泉の足湯。情緒たっぷり、地元の人ともお話しできます。
売店ではあの木次乳業の牛乳を飲めるし、ヨーグルトや地元の食材も手に入ります。

夜はイノシシ肉のボタン鍋、すべて地元でとれた食材で、美味しいこと!
ぼたんもまったく臭みがないし、野菜の美味しさには瞠目します。
お茶やコーヒーをおいていてくれるので、好きなように頂けます。
飲みたかったら、来る前に調達しておきましょう。

デザートをお願いしました。
シフォンケーキに大山の生クリーム添えを用意してくださっていて、美味しかったーー。
このあとお茶を飲みながら仲間や家族とゆったり過ごせます。
夕食後の後片付けはしておきましょう。
お風呂は21:30までなので、先に済ませておくのもいいですね。
タオルやシャンプー・リンス・ドライヤー・歯ブラシなど必要なものは用意されています。

そろそろ寝ましょうか、となったら2階に上がります。
2階には二部屋あって、10畳の部屋と20畳の部屋があります。

こちらからは川が見えます。
梁の素晴らしさが目を引きますね。

こちらは広い方の部屋。

ベッドはそれぞれの部屋に二つずつあり。布団も用意されているので10人まで余裕で泊まれます。
夏は裏庭でバーベキューもできるそう。
レストランには薪ストーブもあり、冬も良さそうです。

なになに、すっごく素敵じゃないーーー♫
古民家オーベルジュをお勧めする理由
出雲地方に家族や友人たちと旅行する、となったら、泊まるところは大切です。
ここなら、大切な人たちとの時間をたっぷり確保して楽しめますし、食事も美味しいです。
建物も趣があり、部屋もたっぷり広くてきれい。
何より、オーナーご夫妻のおもてなしが沁みるのです。
お湯もいいし、景色もきれい、星空も、楽しめます。
もちろん出雲地方には他に素敵な場所がたくさんありますが、
ツカルでの滞在はとても快適で温かいものでありました。
ツカルにコンタクトを取るにはこちらから。
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