【問題は腸で起こってるんじゃない、
肛門で起こってるんだ!:尻活のハナシ】

※今回の内容は、「行列のできる肛門科医」
佐々木みのり先生の発信を
もとにしたものです。
なお、実際に改善のための薬の使用等に
つきましては、
専門家の監修を受けることを
おすすめ致します。
※ ※ ※
ラジオで芸人さんが話してた。
「俺のダチでさ、生まれてから一度も
ケツ拭いたことないって奴がいてさー」
「まじかよ、なんだそいつ」
「だってスパッと出てなんにもつかないって
言うんだぜー」
へー、そんな人いるんだ。
いや、自分もそうだけどな。
などなど思うかも。
ただ、考えてみよう。
排泄のあと、お尻を何かにこすりつけたり
葉で拭いてる動物っているだろうか?
アフリカのサバンナや
モンゴルの草原、
オーストラリアの乾燥地帯、
トルコのカッパドキアなどで
「トイレはどこ?」って
聞いたら、
「そのあたり全部だろ」って
言われるらしい。
彼らは、拭かないのか?
日本が誇る大発明品、
「ウォシュレット」。
画期的で、快適で、
もはや手放すことはできない。
それにしても、
なぜこんなにも広まったのだろうか。
紙で拭くより洗いたい。
つまり、そうなったのは現代の日本人が
動物たちや、自然の中で暮らす人々と
違って、
「スッキリ出ていない」
「肛門のまわりについている」
状態であるからに他ならない。
スッキリ出ない、なかなか出ない。
いわゆる便秘の対処療法は
「腸活」、
乳酸菌を摂って善玉菌を増やし、
善玉菌を活かすためにも
食物繊維を摂る。
腸もみをしたりして
腸のぜん動を活発にさせる…。
しかし、佐々木先生によると、
「便を作る腸の問題は全部ではない。
巷に出回っている情報は腸にしか
効かないが、圧倒的多数の人の
問題となっているのは 肛門の
出口便秘である。」
とのこと。
腸の役割は便を作って運ぶこと。
実はそこまでは出来ている人が
かなり多い。
しかし。そこから排泄することが
できていない。
肛門内に便が溜まっているのだ。
そんな人は日本人の
8割に達するのではないか、との
懸念がある。
せっかく直腸にやってきた便が
うまく出ていかないのだ。
うまく出ていかないところに、
新しく作られた便がどんどん降りてきて、
元からある便は発酵し、
身体に再吸収されて様々な
不調のもととなる。
本来なら直腸、肛門は空で、
便が降りてきたら出ていくだけ。
このサイクルが、きちんと
出来ていれば、するりとでて
ウォシュレットはもはや不要であり、
それが、あるべき姿なのである。
毎日出ていても、
何度も拭く、ウォシュレットは
欠かせない、
臭いがある、オナラも臭う、
という場合はほぼ間違いなく
出残り便が肛門にあるという。
これは、社会生活の弊害である。
赤ん坊のときは好きな時に
好きなだけ排泄していたのに、
幼稚園や保育園に入ったときから、
トイレに行ける時間は限られる。
集団行動をしているときは
のんびりトイレに行くことは出来ない。
学校に上がってからは
休み時間は10分しかない。
授業中に行くことも出来ない。
我慢を重ね、肛門は便をためておくことが
できるようになる。
数十年も我慢を重ねて
肛門はすっかり便をためることが
上手になってしまった。
便意もさほど感じられない。
出残り便は、固くなる。
出す時に切れたりいきんだり、
痔の原因となる。
更には大腸がんの遠因ともなる。
便が出にくいのです、
便秘薬を使いましょう。
人気なのは、酸化マグネシウム。
便を柔らかくしてくれます。
出残り便もスッキリ出ます。
いやいや。ご注意。
便が柔らかくなって出しやすくなると、
肛門は機能しなくなります。
狭いままでも出るんだ。いいや。
さらに出にくくなります。
そこでまた、酸化マグネシウムを使う、
柔らか便が出る、肛門狭くなる。
この循環でますます便は出なくなり、
薬を手放せなくなっていく。
無理やり出して、肛門は詰まっていく。
浣腸すれば、いや、まれとはいえ
腸管破裂の危険性もあるので、
自分で安易に、行なわないこと。
スッキリたっぷり出ます、とふれこみの
健康食品。
そりゃそうだ、下剤入りだもの。
センナ、アロエベラ、キャンドルブッシュ
(ゴールデンキャンドル)
カスカラ、エビスグサ。
漢方では大黄(ダイオウ)。
こんな名前が入ってたら注意。
お腹をゆるくする薬を
使っても、根本改善にはならない。
肛門と腸と脳と排便の神経を取り戻し、
一生便秘に悩まない身体を作ろう。
自分のタイプを知り、
(腸か肛門か両方か)
便意を我慢しないこと、
ホントは和式トイレが良かった
排便姿勢をとり、
出残り便を出し、
睡眠、食事、運動で良い便を作り、
自律神経を整えよう。
出残り便のあるおそらく8割のひとに
効くのは、
腸に刺激を与えて便を柔らかくする
薬じゃない。
いらない薬の副作用を浴びることはない。
「直腸」にだけ効果があって、
クスリ成分がほとんどないもの。
すすめるのは、
新レシカルボン座薬。
炭酸ガスが主成分なので、
副作用もほぼなく、
直腸に刺激を与えて
肛門内の出残り便を出す。
(あくまでクスリで使い方は
個人差がありますので
ご使用は慎重に)
出残り便が出たら、
あとはよいサイクルを作るように
整えていく。
自分の身体の不調はただ、
身体の中のゴミをきちんと出せば
終わる問題なのかもしれない。
まずは我慢せず、自分の身体の状態に
気付いてあげよう。
佐々木先生に会うには
数カ月待つ上に、自由診療しかないので
そこそこの費用がかかる。
大阪だし。
最近先生が広めようとしている
尻活セミナーとやらも
良さげだけど受講料かなり高いらしい。
ま、それは置いといて
そうか、尻活か。
気づくだけでも、きっと何かが
変わるはず。



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