関西圏はソース圏。
美味しいソースがたくさんあり、それぞれ個性があり、ファンがいます。
どんなソースがあるのか、まとめてみました。
神戸のソース、何がある?
神戸だけでもいくつものソースメーカーがあります。
オリバーソース
1920年(大正12年)創業の老舗、国産ウスターソースの製造・開発を始めた会社です。
昭和23年に世界初の濃厚ブラウンウスターソースを発売し、これがもとでお好み焼きやたこ焼きに濃厚ソースを使用する食文化が広まることになります。
このウスターソースを作るときにできる沈殿物がおいしいことに気付き、そこから名物のどろソースが作られるようになります。
関東圏ではあまり見ないどろソースとは、おいしいウスターソースが作られる過程で生まれた、濃厚なウスターソースといったところ。
そばめしに、カレーの隠し味にと使われ方は多種多様。
プリンセスソース
まさに「地ソース」、阪急電鉄の灘高架下に店はあります。
創業60年の平山食品の2代目が作るソースです。
手作りでウスターソース、とんかつソース、旨辛どろ、極辛の4種類。
ぜひ高架下の手作りカウンターで買ってみたいですが、市内の店や三宮のそごう、ネットでも購入できます。
ニッポンソース
岡本食品工業所で作られているソース。
酸味柔らか、甘めのウスターソースで串カツもこれでなきゃ!というファンも多いソースです。
ばらソース
神戸市長田区生まれ、時代が変わっても味は変えないばらソース。
甘口とんかつソース、辛口とんかつソース、焼きそばソースに串カツソースと、薔薇のマークのばらソースは地元に愛されています。
ブラザーソース
創業50年、森彌食品工業株式会社。
お好みとんかつソース、ウスターソース、どろからソース、お好みソース、そば焼きコースのラインナップ。
神戸では焼きそばのことをそば焼きという店も多く、ブラザーソースを使えば懐かしのそば焼きの味になりますね!
阪神ソース
日本最古のソースメーカー、神戸市東灘区にあります。
創業は明治18年、ドイツ人教授の「神戸には美味しい牛肉があるのに、どうして日本には美味しいソースがないのでしょう」という言葉が元になって創業されたと伝わっています。
明治からのこだわりのままの「敬七郎」「sunrise souce 1984」「日の出ソース」を作っています。
神戸近隣のソース
ドリームソース
明石市にある木戸食品工業株式会社のドリームソース。
材料を安全に使うことにこだわり、商品も多彩です。
ソースはウスターソース、明石風お好みソース、濃厚とんかつソース、、激辛どろソース、焼きそばソース、ステーキソースとどれも魅力的です。
ヒロタソース
ヒロタソースは京都のメーカーです。
秘伝の「熟成煮上製法」による濃厚なうまみとコクで焼きそばソースが大注目です。
塩とんかつソース、赤だまりソース、お好みソースはんなりラベル、とんかつソースはんなりラベル、うすたーソースはんなりラベル、焼きそばソースはんなりラベル…。とありすぎて以下割愛。
神戸とは一味違ったソースが楽しめそうです。
ヘルメスソース
大阪市住吉区の石見食品工業所、ヘルメスソース。
現在大人気でネットでも一月待ちとのこと。
入手困難な幻のソースとなってしまいそうですね。
タカラソース
愛知県あま市で長く作られてきたタカラソース、廃業したのですが、三重県津市の山二造酢株式会社が受け継ぎ、作り続けられています。
タカラソースでなくては、という愛好者は安心ですね。
ハグルマソース
ハグルマソース、三ツ矢ソースを作っている和歌山県のハグルマ株式会社。
羽車ソースと三ツ矢ソースが昭和44年に一緒になったものです。
ソースにドレッシング、たれ、ポン酢とどれも美味しそうです。
ツバメソース
ここも京都のメーカーです。
ウスターソース、お好み焼き用、とんかつ、ビフテキ用とありますが、評判なのが「オリソース」。
ウスターソースをタンクで熟成させ、タンクの底にたまったものです。
どろソースと同じかもしれませんが、とにかく辛い!そうで、気になりますね。
大黒ソース
大正12年創業、大阪のメーカーです。
「こだわりと信頼を食卓に」とモットーに、つねに前進しています。
タテソース
ちょっと離れて岡山県倉敷市の豊島屋のタテソース。
ウスターソース、コロッケ&フライソースなどありますが、ここも評判なのは激辛ソースです。
濃いファンがいそうですね。
神戸はソース天国!どんなソースがあるの?まとめ
神戸はソース天国。美味しい牛肉があるのに…から始まったといわれる、ソース文化。
多種多様なメーカーがそれぞれの美味しさを出し合い、豊かな食文化を形成しています。
ぜひ自分の好きなものを見つけて楽しんでいきたいですね!
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