2025年4月23日水曜日万博に行ってまいりました。
その時気づいたことやこうすればよかった点など記載しています。
全部を回れたわけではないので一部の知見になります、ご了承ください。
これから万博に行かれる方々が快適にお楽しみくださる参考になれば幸いです。
入場時の注意点
入場の場所やチケットの時間帯
朝9時過ぎ、夢洲駅から東ゲートに到着しました。
だだっ広いコンクリートの広場の上を、係員の方々が案内してくださいます。
それにしても意外と歩く。高齢者やお子様たちはすでに大変かもしれません。
着くと、9時入場のチケットを持っていればすぐにゲートに並べますが
10時11時のチケットだと、日よけも何もないコンクリートの上で立ちっぱなしで
待つことになります。(改善されていることを望みます)

可能ならば、チケットはできるだけ早い入場時間のものを確保することをお勧めします。
行くの10時ころだから10時でいいよね、ではなく、9時で取れたら9時をお取りください。
9時のチケットで10時半に行っても構わないわけですが、10時のチケットで9時50分についても
ゲートに並べないわけです。もったいないです。
入場チェックをスムーズにするために
日によると思いますが、ゲートに並ぶのだけでもそれなりの体力の消耗になります。
トイレは済ませて、日よけ対策も必要です。
さて、ゲートは手前から奥までいくつもありますが、
すぐにリングの中に行きたいのなら手前で問題ありませんが、
お土産を買いたい、ローソンで食糧補給したいのなら、ゲートは奥に並んでください。
入場はスマホのQRコードなら、必ず事前に保存しておくか印刷しておくのをお勧めします。
ゲートでは大勢が使うので、ネットは大変つながりにくいです。
保存でもいいですが、荷物検査でばたばたしたりもしますので、可能ならば印刷して
紙だけ持っていたほうが楽だと思います。
また、入場に際して缶と瓶は没収されます。缶コーヒーなどはご注意を。
ペットボトル、水筒も中身のチェックがありますので、バッグから出しておきましょう。
並んでいるときに準備して、ゲートをさっさと通りましょう!

入場してからの動きをシミュレーションしておく
来る前から万博内の地図は全部頭に入ってる、余裕だ、という方はそのまま
お進みください。
入場してからどうしますか?万博で絶対やりたいことは何ですか?
そこをはっきりさせないと時間はどんどん過ぎていきます。
安くない入場料と大切な時間と体を使ってきているので有意義な一日にいたしましょう。
まず、お土産はいつ買いますか?お土産を探す、購入するにもそれなりの時間がかかります。
お土産も多くて魅力的でしかも結構高いので悩んでいると大変です。

予め水筒や食料を用意されてきた方は良いですが、途中スムーズに食料が手に入るかは
わかりませんので(飲み物はリング下に自販機がたくさんあります)
会場内最安値のローソンである程度確保しておくとあとが楽でしょう。
ただし、ローソンもあまりに混んでいたら考え物です。
もうひとつ、会場の盲点だったのが「マップ」です。
インフォメーション他数か所で「販売」しています。200円。
朝はかなり並びます。4月の平日で入場からお土産購入(購入物は予め決定)、マップ入手まで
たっぷり1時間かかってしまったのは誤算でした。
複数人でいかれる場合はお土産を買う人とマップ担当と分かれてもいいかもしれません。
ここのパビリオンは行きたい、ここでこれを食べたい、見たいなどは
当日がダメとは言いませんが、行く前に決めておいたほうが動きもスムーズになるかと思われます。
時間配分の注意点
人気パビリオンの予約が取れたら
人気パビリオンの予約が取れたら楽しみですね!
ただ、おそらく15分単位で入場が区切られているかと思われます。
確実にその時間にそのパビリオンにいられるようにきちんと確認しておきましょう。
そのパビリオンの場所はどこなのか、その直前にいるであろうところからの時間は。
もしかしたらトイレにいきたくなるかもしれないから、その分も見ておかなくてはなりません。
予約なしの海外パビリオンにうっかり入って予想外の時間がかからないようにするのも
注意しましょう。
予約が取れるのは楽しみですが、そこに時間も取られてしまうのでくれぐれもご注意ください。

どこを回る?どこを見たい?
パビリオンの予約を取らない、取れないにしても見たいパビリオンや
行きたい場所、食べたいものは決めておきましょう。
好きな国、興味のある国、全然知らない国、万博は様々な出会いがあります。
ただし、ひとつ注意点があります。
万博はテーマパークではありません。
各国の目的のかなりの部分は「ビジネスでの発展、つながりを持つこと」です。
楽しませようという趣旨や自国を知ってもらおうと工夫していますが、
展示内容を見ればいわゆるセールスであることに気づくはずです。

なので、なんか思ってたんと違う、となりがちですが、なるほどこの国には
こんな産業や観光地があって、それをアピールしたいのだな、とわかると興味深いです。
アメリカやイギリス、フランスなどはかなり混んでいますので時間を考えましょう。
タイは並んでいますが、一度に入れる人数が多いので、思ったほど並ぶ時間がかからなかったりします。見ただけではわからないことも多いのです。
なお、スタンプをたくさん集めたい!方はコモンズ館がお勧めです。
ABCDF館とあり、F館以外は複数国、20か国以上が入っていますので、
たくさん集められますし、入るのにそれほど並ばないと思われます。
お買い物の注意点
お土産はいつ買う?
ミャクミャクグッズはなかなか魅力的。

すでにネットで売り切れているものもあり、現地で買えるチャンスは最大限利用したいところ。
朝一で入るか、帰りに寄るか、納得できる選択をされてください。
また、各パビリオンでも各国のすてきなグッズを売っています。
北欧館のムーミングッズ、チュニジアのアクセサリーやガラスに食器、タイシルクに
ヨーロッパの小国サンマルコグッズ、スペインのオリーブオイルにサウジアラビアのおしゃれなTシャツ…。

中東のスークを思わせるごったな雰囲気のアクセサリー売り場で大阪のおばちゃんと商人のお互い負けないよ、なやり取りを見られるのもまた一興。
食事はどうする?
物価は高いです。
食事も安くありません。しっかり予算を確保していってください。
マルタのマルタサンドはものすごくおいしいですが、1700円は日本人の感覚から言って高いと思います。

立派なタコが入っていてもたこやきが2000円以上するのはよくわかりません。
マレーシアのレストランは良心的でした。各パビリオンでチェコのビールやらおいしそうなものもたくさんありますが、予約が必要なレストランもありますのでご注意くださいね。
お手製のおにぎりを召し上がっているご家族もいらっしゃったので、どうするかも決めておいたほうがよいかも。
身体的な注意点
暑いの怖い
ゲートの日よけなしコンクリートの上だけでも、今後暑くなるとかなりの身体的負担になると思われます。
もちろん対策は考えられていると思われますが、やはり自分の身は自分で守らなくてはなりません。
暑くなる前に行く、夜行く、など決して無理はなさらないでください。
パビリオンの中はおおむね快適ですが、外で並んでいるのも大変だと思われます。
トイレに注意
トイレはできるだけたくさんあって、いつも空いていてほしいと思いますが、
残念ながら万博会場は探さないとありません。
見つけたら行きたくなる前に行っておいたほうがよさそうです。
穴場なのはコモンズ館のトイレ。外より空いていますし、建物の中なので待つにしても快適です。
トイレが並んでいて、コモンズ館の待ち時間がなかったらそちらに行きましょう。

リングは広い
万博といえば、リング!
パビリオンは見なくてもリングの上を歩きたい、という方もいらっしゃると思います。
おすすめです。上までエスカレーター、エレベーターもありますし、広々としていて歩きやすいです。
ただ、もちろん日陰はありませんので暑い日の日中はくれぐれもご用心ください。
芝生広場になっているところもあり、のんびり楽しめます。
海も見えるしあべのハルカスも見えたりして楽しいですし、夜の万博会場はさぞかしきれいだろうなと想像できます。お楽しみくださいませ。

万博を楽しむための注意点まとめ
・入場ゲートではすいすい入れるように準備しておきましょう。
・入ってからどう動きたいのか優先順位を決めておきましょう。
・食事や飲み物もどうするか、中で楽しみたいのならどこがいいのか考えておくのもよいでしょう。
・体力的にどこまで動けるか、考慮して行動計画を立ててください。
・ご自分なりの万博をぜひお楽しみください!

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